ドーラの撮れたDay

漫画や小説の聖地巡礼と街歩きが大好きで、素敵な出会いを楽しみながら写真で綴っています。

箱根2・箱根神社

石仏群をめぐったあと、バス停「曽我兄弟の墓」から元箱根港行きのバスで10分、「元箱根港」下車。 箱根神社の第一鳥居。バス停「元箱根港」のすぐ近くにあり、背景に奥宮の鎮まる駒ケ岳も見えます。 国道一号線をまたぎ、箱根駅伝では選手たちが走り抜けて…

箱根1・石仏群めぐり

箱根に石仏群があると聞き、ロマンスカーに乗って行ってきました。 「二十五菩薩」鎌倉時代造立。ここです!!この光景が観たかったので。 大きな岩盤に小さな仏像が彫られていました。地蔵菩薩24体、供養菩薩1体、阿弥陀如来1体。永仁元年(1293)から順に…

生田緑地/端午の節句

川崎市の生田緑地を散策しました。 スカイツリーも富士山も見える枡形山や雑木林、湿地など自然ゆたかな公園です 緑地内の日本民家園では五月飾りで、昔の農村風景でした。 のびのびと育ってほしいですね! 合掌造りを移築したもの。 豪農のお宅の、和洋折衷…

町田の桜・恩田川

町田市の恩田川の桜をはじめて観ました。尾根緑道に写真を撮りにいらした方から、「風が吹くと、ああなって、こうなって・・・」と強力におすすめいただきまして。 桜の見頃は過ぎていましたが、初夏の色も混じり、素敵な味わいでした。 川は横浜市と町田市…

町田の桜・尾根緑道

私の生まれ育った土地に近い、町田市の尾根緑道に行きました。多摩丘陵と相模原台地の際の尾根づたいに東西に延びる道です。 かつて戦車道路と呼ばれ、戦車の試験走行が行われていたそうです。 桜祭りの終わった時期で花見客はまばらでしたが、学生たちが通…

銀座のアートと街歩き

銀座は昔から画廊の多い街でしたが、最近ではファッションのハイブランドが銀座でアート展を開催しています。 そんなアートを楽しみつつ、銀座の裏通りにも目をこらしながら街歩きをしました。 銀座の4丁目交差点。ビルが影を落とし合っています。分かりやす…

北鎌倉の春

やっと暖かくなってきたので、北鎌倉へ。 横須賀線北鎌倉駅で下車して、ゆるりと散策しました。 東慶寺 梅の季節も終わりますが、まだまだ楽しめました。 東慶寺は1285年(鎌倉中期)に、北条時宗の妻・覚山尼が創建。女性からの離婚が許されなかった時代に…

演劇のある街ー吉祥寺

吉祥寺の小劇場・吉祥寺シアターで演劇を観たので、少しあたりを散歩しました。 昔からJAZZなどのライブハウスが有名で、人気の街とは知っていましたが、あまり縁がなくて。でも、裏通りに入るとワンダーランドなんですね! 吉祥寺シアターを出て、ヨドバシ…

箱根・ポーラ美術館/ロニ・ホーン展

ロニ・ホーンの作品『鳥葬』が観たくて、箱根ポーラ美術館に行きました。 美術館は広い森の中にあり、屋内展だけでなく森の遊歩道を散歩しながら鑑賞できる屋外の作品もあります。 ポーラ美術館の遊歩道から Roni Horn ガラス彫刻作品「鳥葬」の横から Roni …

京都の名残紅葉3・下鴨神社

京都旅行3日目は、下鴨神社と河合神社へ。 今の時勢からか鴨長明の『方丈記』が急に気になり、長明ゆかりの神社を訪ねようと思い立ちました。下鴨神社は鴨川と高野川の合流地にまつられており、長明にとって川の流れは身近なことだったのでしょう。 ー行く…

京都の名残紅葉2・南禅寺

京都旅行2日目。早起きして南禅寺へ。紅葉の見頃は過ぎたようですが、美しい✨ 地下鉄蹴上駅からゆっくり歩いて10分ほど。三門(天下龍門)が開く8時40分ころに到着しました。やはり!先客がたくさんいらっしゃいました。 南禅寺 京都三大門の1つ。歌舞伎で…

京都の名残紅葉1・東福寺

12月に入り、遅めの紅葉を探して京都に行きました。1日目、新幹線で京都駅に着くとすぐに、奈良線で東福寺駅へ。 即宗院 人の少ないひっそりした辺りを歩いていたら、『東福寺・即宗院』で紅葉の杜に出会いました。 薩摩の島津家や西郷隆盛ゆかりの場所で、…

宮沢賢治の東北へ3・盛岡

旅行の3日目は、新花巻から新幹線で宮沢賢治が青春を過ごした盛岡。3日目の予定は決めていなかったのですが、新幹線なら近いかな~と思い足を伸ばしました。 =明治、大正のモダン建築= 初めての街なので、有名『『岩手銀行赤レンガ』』から。盛岡駅と盛岡…

宮沢賢治の東北へ2・遠野

=遠野物語の世界が広がる= 新花巻から釜石線で、座敷わらしやカッパ、神隠しなどが登場する「遠野物語」の世界に。 釜石線はかつて岩手軽便鉄道と呼ばれ、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』のモデルといわれます。いつかSL銀河にも乗ってみたい。。 「遠野物語」は…

宮沢賢治の東北へ1・花巻

コロナ禍が少し落ち着いたので、念願だった宮沢賢治の故郷へ3日間の旅へ まずは東北新幹線で新花巻駅まで。駅前に『銀河鉄道の夜』『よたかの星』のモニュメントがありました。 =宮沢賢治記念館と周辺= 駅からタクシーで宮沢賢治記念館まで。徒歩でも行け…

世界報道写真展 2021

世界報道写真展2021(東京都写真美術館)へ。 毎年観ていますが、差別も紛争も一括りの言葉にできない個々の重さが迫ってきます。 その場にたしかに居合わせた、撮った人の呼吸を感じるからかもしれません。 今回の大賞は、介護施設で、看護師さんがコロナ感…

アイヌの美しき手仕事展〜祈りの文様 

「アイヌの美しき手仕事」展(日本民藝館)に行きました。一部撮影可でした。 アイヌの衣裳や装飾品、道具類を数多く観たのは初めて。厚司(アットゥシ)の幾何学的な文様に惹かれます。 そして手仕事!!オヒョウなどの繊維で織った布地に別の布をひと針ひ…

東京都写真美術館

コロナ禍で休館していた美術館が、開き始めました。 さっそく森山大道展に。 新宿や池袋のむき出しのエネルギーに溢れ、少しめまいを感じるほどでした。 恵比寿の写真美術館から眺める東京はなかなか小綺麗ですが、東京の裏どおりはいつも雑多な密集の街なの…

どろろ旅の途中で加賀の美術

加賀温泉郷・魯山人寓居跡いろは草案 山代温泉にある北大路魯山人の「いろは草案」に立ち寄りました。大正4年の秋から半年間、ここで生活していたとか。仕事部屋、書斎、いろりなどがあり、当時の書も展示されています。静かで落ち着く空間でした。 石川県立…

どろろと百鬼丸の旅を追って3:北潟湖・吉崎御坊

リメイク版アニメ「どろろ」では、百鬼丸の弟・多宝丸が入江に現れた巨大なカニの魔物と戦う場面があります。加賀と越前の国境近くの吉崎御坊跡から眺める北潟湖は、湖から日本海に注ぐあたりが見えます。 多宝丸が「民を想うよい君主になろう」として魔物退…

どろろと百鬼丸の旅を追って2:一乗谷

手塚治虫さん原作「どろろ」のリメイク版アニメと舞台を観て、どろろと百鬼丸の2人が旅をした石川、福井のあたりを歩いてみたくなりました。架空のお話ですが、石川の領主富樫政親や越前の朝倉氏の名前が出てくるので、それを手掛かりに。2019年12月の旅。 …

どろろと百鬼丸の旅を追って1:加賀の国

手塚治虫さん原作「どろろ」のリメイク版アニメと舞台を観て、どろろと百鬼丸の2人が旅をした石川、福井のあたりを歩いてみたくなりました。架空のお話ですが、室町時代後期の石川の領主富樫政親や越前の朝倉氏の名前が出てくるので、それを手掛かりに。2019…

観劇の日の桜

日比谷公園 コロナ対策で国が外出自粛要請を出したのは2月26日でした。 演劇もコンサートも展覧会も中止になったのですが、3月後半にわずかな期間は再開されました。 日比谷で、楽しみにしていたミュージカル「リトルショップオブホラーズ 」を観て、もう…

アーティゾン美術館

1月にオープンした京橋のアーティゾン美術館に(旧ブリヂストン美術館が前身)に行きました。 日時予約制で、スペースも広々。 今回は開館記念展で、ピカソやモネなど代表的なコレクションが揃い、とっても贅沢な時間が過ごせました。 チームラボによるデジ…

渋谷の表と裏

街全体が再開発中の渋谷 を散策しました。 109の前の交差点。 JR駅からヒカリエに続く通路。 高層ビルも、工事中注意の旗とともに。 ちょっと真似して見ました。デパートのガラス越しに。 一本裏の路地に入ると、懐かしい風景が残っています。

瀬戸内の旅・男木島

瀬戸内海の男木島。風がきもちいい〜最初は芸術祭で来ましたが、すっかり気に入って何度も来ています。 平坦地が少ないので、急勾配の坂を昇ったり降りたり。石積で築かれた路地では何人ものお年寄りにお会いしますが、皆さんの鍛えられた足腰は素晴らしい!…

瀬戸内の旅・粟島

香川県三豊市の粟島に行きました。かつては瀬戸内の海上交通の要所で、たくさんの人が立ち寄り、そして旅立ったそうです。今は海ほたるで知られた静かな島ですが、昔の人たちの対流が、開放的な島の空気感を生み出しているかのようでした。 粟島は北前船の寄…

大石芳野写真展「戦禍の記憶」感想

報道写真家・大石芳野さんの写真展「戦禍の記憶」。ご本人によるギャラリートークに行きました。太平洋戦争の後遺症をはじめアジア、アフリカ、ヨーロッパなどの戦争で犠牲になった人々を、約40年にわたり撮影した作品の集大成です。まっすぐにレンズを見つ…