12月に入り、遅めの紅葉を探して京都に行きました。1日目、新幹線で京都駅に着くとすぐに、奈良線で東福寺駅へ。
即宗院
人の少ないひっそりした辺りを歩いていたら、『東福寺・即宗院』で紅葉の杜に出会いました。
薩摩の島津家や西郷隆盛ゆかりの場所で、明治維新で戦死した薩摩藩士の霊を供養するための「東征戦亡の碑」も建てられていました。
東福寺
東福寺・本堂。天井には龍図があるそうです。
臥雲橋のあたりです。真っ赤に埋め尽された渓谷をイメージしつつ。
臥雲橋周辺から見る通天橋。名残を惜しむように赤色もちらほら。
通天橋は本堂と開山堂を繋ぐ橋で、27メートルもあります。橋の中央部にある張り出し舞台は渓谷を一望できる絶好のスポット。新緑に包まれる季節もみごとでしょうね。
方丈から通天橋を眺めます。観光のトップシーズンは人が渋滞するので、通天橋では撮影禁止になるそうですよ。
通天橋から方丈の方面を観ると、こんな感じです。
境内のお茶屋さんで、おしるこを。あま~い。
方丈の庭園
重森美玲作の方丈庭園。方丈の東西南北に「八相の庭」が配されておます。ここは南庭で、神仙島や京都五山を配した枯山水。
東福寺は3回目ですが、この庭に惹かれて来るようになりました。
方丈の西庭。古代中国の田制「井田(せいでん)」にちなみ「井田市松」と呼ばれています。
北庭の苔と敷石の市松模様。昭和14年の完成とのことでモダンな感覚!イサム・ノグチはこの庭をモンドリアンになぞらえたそうです。
西庭の立体的な市松模様は、この北庭に入ると模様が小さくなり、しだいに輪郭があいまいになって最後は消えていきます。これは、釈迦の入滅までを表したものだそうです。すべてが自然の中に戻っていくようですね。。。
秋がずっと奥まで深い。。。
天得院
東福寺の日下門の近くにある『『天得院』に。キキョウの名所としても有名だそうです。
錦町
1日の終わりは、錦市場近くの老舗『権太呂』で、なべやきうどんをいただきました。
<旅程メモ>
新幹線京都駅→東福寺周辺→錦町