<呉1日目・11/2>
舞台『アルキメデスの大戦』を観劇するために、初めて広島県呉市を訪れました。
戦前は古くは農漁村でしたが、明治22(1889)年に呉鎮守府、明治36(1903)年には呉海軍工廠が設置され海軍の重要拠点となりました。呉海軍工廠で戦艦大和が竣工されたのは昭和16(1941)年12月16日。今も海上自衛隊の施設が多いようです。
戦艦大和建造計画は昭和8年に立ち上がり、舞台「アルキメデスの大戦」はその計画を阻止して戦争を止めようとした数学者の話です。
呉駅の前に、大きなスクリュー
駅前の観光協会にうかがったら、アニメ≪この世界の片隅に≫に出てきた衣装が展示されれていました。呉に嫁いできた”すずさん”と同じもの。
呉湾の戦艦めぐりツアー
『戦艦めぐりツアー』に参加。大和ミュージアムのすぐ近くの呉中央桟橋から出航。戦艦を間近に観ながら呉湾をめぐる35分程度のクルーズです。
事前に申し込みました。
海から呉の町を眺めます。
海上自衛隊OBが戦艦をガイドしてくださいました。戦艦の知識がないので護衛艦とか○○艦と言われても、ほ~でかい!といった程度の感想ですみません。でもお話がとても上手で勉強になりました😅
船で仕事をされている方たちが時々見えました。
戦艦めぐりの受付近くに、呉の物産が売られていました。とびしま海道で採れたレモン。
とびしま海道は広島県呉市から安芸灘の島々を経由し、愛媛県今治市まで7つの橋で結ぶルート。映画『ドライブ・マイ・カー』にも出てきました。
呉海自カレー
ランチは大和ミュージアムから少し呉駅に近い「ハイカラ食堂」へ。人気の≪呉海自カレー/潜水艦そうりゅうテッパンカレー(1450円)≫をいただきました。
呉海自カレーは呉基地所属の海上自衛隊艦内で食べられているカレーで、艦艇ごとお店が分れカレーも違う種類になっています。
「ハイカラ食堂」の中は、潜水艦を模した造りで天井からパイプが何本も。
こちらが≪潜水艦そうりゅうテッパンカレー≫です。「そうりゅう」で使われているものと同じテッパンにクジラカツ、肉じゃが、牛乳も盛られ、ボリューム満点🍛
大和ミュージアム
いよいよ大和ミュージアムへ。海側から建物をみたところ。大きなガラスまどに港が映り込んでいます。
戦艦大和を後ろから撮ったもの。大和は全長263メートルでした。この模型は10分の1。
零式艦上戦闘機六二型。操縦席はやはり狭いです。
呉に関わる戦争の歴史。人間魚雷回天のパネル展示もありました。
今年の夏、劇団チョコレートケーキの舞台≪〇六〇〇猶二人生存ス≫を観ました。人間魚雷の開発中に事故で亡くなった、黒木少佐と樋口少佐を描いた作品。戦況が逼迫し、「特攻兵器に頼るしかない」という考えに追い込まれていた若い士官たちの姿が辛かった。回天特攻隊に搭乗して戦死したのは108人。平均年齢は21歳だったそうです。
海上自衛隊呉資料館。通称≪鉄のくじら館≫の外観。実物の巨大潜水艦(全長76.2m)を資料館とした施設です。時間がなくなり中は見学できず残念😆。
呉の夕景
🚄旅程メモ🚌
新横浜から新幹線で広島まで。広島からJRで30分呉駅へ。